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タロット(Card系)占いの限界点。

タロットの歴史は古く、占いのジャンル多しと言えど、最も有名なものは?と、統計を取れば、タロットが断トツで上位に入るのではないでしょうか?水晶はタロット同様に、イメージとしてはよく占いの象徴に思われることがありますが、実際、水晶メインでやっている占い師は少ないと思います。水晶は、いわゆる透視の類でもありますので、相当の腕がないと、飯は食えないとも思います。その点、タロットは、オモチャ屋でも置いてあるくらいに、ある意味庶民的で、入りやすさと神秘性もあいまって、特に女性に人気がある占法です。カードのくり方(混ぜ方)、並べ方、出し方はいくつか存在しておりますが、それぞれ支持する方法を採用しているようです。私も随分昔、タロット占いを受けたことがあります。現在は、占いを生業(プロ)にしてしまったので、あえて鑑定に行くことはありませんから、実践の空気感は、動画サイトやタロットの性格を自分なりに研究することで見えてくるものがあります。
占いの勉強の始まりはタロットからです。と言う人も多く、和泉堂の当代も子供の頃でしたが、占い始めはタロットからだそうです。現在は、タロットのタの字も言わなくなりましたが・・・。これだけ、タロット人口が増えてくると、腕の差も正にピンキリで平均値をどうとるか?も難しいジャッチになりそうです。と言うのも、タロットに限らず、混ぜて、置いて、めくっての手順でやるCard系占いは多岐に渡りますし、枕言葉に、霊感、直感といった複合と呼べるのか?は別にして、オリジナリティを加えて、それぞれに独自のカード占いを展開しております。少し脱線して、占いを伝統的に種別化すると、命、卜、相。このうち、卜がカード系占いに属します。東洋系占いでは、易占や、古くは六壬神課(りくじんしんか)も卜占に入ります。元来、占いとは国家の命運を分ける時に活用されるほどに、大変高尚なものでしたが、時代とともに良い意味で庶民の手の届くところまで浸透し、悪い意味では通俗化してしまっています。その中でも、運勢学の最もレベルが高い原理、概念、哲学を有する易経さえも通俗化している有り様は、我々も従来から危惧しております。ただ、中味を深めず、ゲーム感覚に表面的にとらえて、やり方さえ覚えれば、庶民でも扱いやすく、入りやすいのが卜占です。また、近場の事柄、明日の流れ、小さなテーマ、世間の悩みに即対応(転換)が可能ということもあって、比較的、実用的に使えます。東の易経。西のタロット。ロマンチスト、神秘が大好きな西洋思想寄りがタロット(Card系)占いであることから、男は易経。女はタロット。も皮肉かな・・・。

本題に戻りまして、易占の六十四卦にそれぞれには、それぞれの意味、象意、代表的な訳し方がございます。タロットも同様でカードに意味があり、逆に向いてる、向いていないで、更に意味を広げていきます。過去、現在、未来に一貫性を導き出し、その流れにおいて、どう考えるか、どう行動するかを示すものです。これは、易占にも通ずる見方です。※占う事柄は様々ですからケースによって着眼点は違います。

筮竹50本、算木、筮筒の三種の占具が導き出す啓示は、驚くほど芯をつくことがあります。長年の研究をもって、作法から始まり、筮竹50本という妙数にも恐れいるところです。タロットもそういった意味では、同様の評価はしたいところです。

さて、ここでのテーマですが、いくら庶民に受け入れやすく、やり方に準じていれば、扱いやすいとは言え、翻訳一覧表をそのまま棒読みでは、人生百般には使えるものではない。という命題です。これは、タロット(カード)も同様です。

カードが示す意味、メッセージは、あらかた大枠では決まっていますが、毎度、ストライクばかりピッチャーは投げないように、直訳だけでは現場は通用しません。カードが示す意味を、場に応じて、異訳したり、飛訳したり、前後させたり、スライドさせたりしながら、お客様の状態、状況にフィットした内容に読み解くことが求められます。これが出来て占いであり、その先に指南がございます。易占にも全く同様のテーマがございます。そこで、この壁を超えるコツと言いますか、超え方を二つのタイプに分けて紹介します。まず、Aパターンは、『文法的英会話タイプ』場数を踏むことで、カードの持つ意味(単語)と出方(文法)を、学校で習っていた英語のように、一応、文章に出来る。といった力をつけるタイプです。簡単に申し上げれば、流暢(りゅうちょう)に話すので、それらしく聞こえてしまう、ということ、そして、お客さんも毅然とした物言いに、のまれてしまう(当たるを探す)ことも多いのです。次にBパターンは、『実践的英会話タイプ』です。アメリカへ留学しようものなら、学校で習った英訳文法では、殆ど伝わりません。単語並べて、四苦八苦し、ネイティブな英語力ともなると、なおのことです。要するに、現場で、実践で使える力がないと、それこそ話にならないわけです。これには、カードの単語、文法をいくら知り得ても無理です。易の卦も単語的解釈は安易に出来ますし、小学生でも分かる単語です。ただ、現場をどこまでも意識して、となると、本卦が持つ意味(単語)には、語源と同じく、成り立ちがありまして、上卦、下卦の関わり合いからきているわけです。従って、卦は単語的解釈より、『象』でみる、言い方変えるなら、『イメージを掴む』となります。空気感のような・・はっきりと意味付けしてしまうと、そこに幅がなくなり、それこそ文法的翻訳、英会話を超えません。青色を清々しいとだけ見るか、コントラストで憂いと見るか、青は青でもイメージには幅があるわけです。これはタロット(カード)にも当てはまる見方です。更にこの飛訳、異訳が出来る背景には、カードだけ見つめてては現地に立っていないようなものです。やはり、お客さんの器をどこまでも軸にした、投影した見方で繋げていかないことには、ネイティブな、ど真ん中で伝わる英会話は生まれないでしょう。

さて、ここまでの話はある程度通るでしょう。ここからが、それこそ『ご飯が食べれる』レベルの話になります。

文法的英会話→実践的英会話。さらにこの上と言いますか、内蔵する調味料、スパイスがございます。

はい、『直感』です。

復習ですが、お客様からの相談内容がまずあってのことからのはじまりで、そして、お客様の器をどこまでも軸に、更には出たカードをどこまでも幅を持って、繋げていくことがお手本です。しかし、言うは易しで、経験や知識(見識)のみで組み立てることは、毎度、毎度は至難の技です。しかし、プロは、スコアは多少上下しても、極端には乱れません。それは、カードとカードの『つなぎ粉』になっている・・そう『直感』が働くからです。直感が自然に、また時に小さな雷鳴のように働かないことには、ど真ん中と言っても、図星も含んだ心のど真ん中にはささりません。かと言って、直感が働かずとも、それなりのボールが投げられるのがプロと言うものです。をお忘れなく。

最近は、よく直感タロットと目にしますが、本来は、あえて取り上げることでもないほど、プロならば、根底に常に意識があり、気構えみたいなものでもあります。※霊感タロットは問題外。実は昔から、タロットは、直感が鍛えられると言われていまして、直感訓練でタロットを一時期経験するのも、一つの道でしょう。

さて、通常であれば、ここまでの話でおしまい、となることが多いのですが、更に更にここからが本質的な話になります。

つまり、『直感』を抜けば、どこまでも平均値になりがちであるし、『直感』だけに頼れば、杖がなくなる。のが、タロット、Card系占いのバランスの問題です。

もう一つ言えば、出すカードが多すぎます。事象、啓示を出し過ぎにも、問題ありと見ます。一見、土佐の澤地料理のように豪華で、一貫性がありそうに見えますが、羊羹(ようかん)の横に揚げ物があったりと、実際はバラバラであります。これを、せっかく象、イメージで「要」らしきところを掴まえかけても、どこかで造作、脚本が加わり、全体がぼやけ、辻褄合わせに必死になりがちになります。これは、直感が加わっても、次の展開で、ストンとテンションが落ちます。「途中からグダグダ」です。

更に補足の問題提起とすれば、直感も曲者の側面があります。

確かに、直感は小さな雷鳴のようでありながら、その幅は広く、ピンとくる、といったベクトルが向く衝動も直感ですし、意図する事柄、気持ち、テーマが、スッと「まとまる」そして、言葉が出る。言わされてるが如くに自然に・・も、直感の幅です。

問題は二点。

一、毎度、毎度働かない。

二、その後が続かない。

一、二は、被るようで、異なります。一は、相談者毎の相談事案毎の初動に働く大局的な直感力の問題。初発の直感が作動しなければ、まず確信と核心をついた流れからの導入は、諦めるしかないことが殆どです。働かない理由は、相談者の真剣度や本人の集中力の兼ね合いが引き起こす直感との相性なわけですが、この場合は、それこそ、前述にもありました「実践的英会話力」でつなぎ、そこそこの平均点で、後はアフタートークの内容に思いを込めて、お客様にご納得頂くしかありません。そして、二は、相談事案の一貫性を問う場合の起承転結における問題です。初発の直感が見事にはまり、出だし好調のすべり出しでも、次のカードは何とか直感の惰性で繋がっても、更に次のカードが示す事柄に直感働かず、どんとテンションが落ちることはしばしば。大事な落とし所にもその空気が感染した状態で棒読みのアドバイスになりがちです。

総じて、タロット占いは、どこまでもバランス力が構えにないと、映画の予告編のような構成になりがちでもあります。または、イントロ、入場演出だけは活力あって、後は説明会のテンションが続くことにも。

何が言いたいかと、結論から言えば、タロット(Card系)占いで、「最高点を目指すならば、直感頼りの占法である。」しかし、直感は不安定であって、断続的(刹那的)な傾向が強いものであると言うことです。

そして、直感なきタロットは、言うまでもなく平均点以上はまず出せません。

初見で、その方の人生のど真ん中の言葉が出ない。ということです。話しているうちに、リーディングと言うのでしょうか?感じることは可能です。これも風情で、私は必要なことと思いますが、「占いである」の前提条件をひとまず満たしてからの余白としたいわけです。

「はい、では、直感を超えるものはあるのですか?」

「はい、ございます。」

「それは、いわゆる透視ですか?」

「いいえ、違います。透視も、不安定で断続的な部分は直感と一緒です。ただ、偶然に因果律がはまったら、それらは、詳細に分かること、体験出来ることは魅力の一つでしょう。たまたま当たったらですが。」

「では、それは何でしょう?思い付きません。人知を超えた見方で、安定的で継続的に観ることが出来る能力・・・。」

「はい、この世にたった一つ、これら全てを包む能力は、そう、観相学の大元の一つ、麻衣相法から発展した無相しかございません。」

そう無相しか・・・。
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